拓馬「…すまん。集会があるとか知らなくて」 拓馬が私の怒鳴り声に反応し、女の人を返すと、私に土下座をした。 珠樹は誰かの置き忘れのスケボーで遊び、自由に走り回る。 愛「拓馬がタラシなのは知ってたけど、大切な場所でヤる人間とか思わなかった」 拓馬「すまん…」 …“すまん”しか言えないの? 私はムッとしながら、拓馬から視線を逸らす。 全く、この変態の頭は、どうなってんだ!! 私は段々、悲しくなる心を、拳を握って堪えた。