「コンビニ寄っていいか?」
「あっ、行きたい!」
「腹は?」
「んーっ、正直分かんない」
「俺、肉まん食いたい」
「はは。いいね、それ」
そんな会話をしながら車からほんの少しだけ離れているコンビニへ到着する。
彰吾に「ちょっと」と声をかけ、店員さんに断ってからお店の奥にあるトイレへと急いだ。
きっと彰吾は私の様子に気付いてコンビニへ連れてきてくれんだ。
トイレに行きたいと言えなかった私をちゃんと見てくれている彰吾。
こういうさりげない気遣いを昔から出来る彰吾。
何も伝えなくても……
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