今日こうして会うのは実に二ヶ月ぶりで。 さすがに自分からプロポーズしながらもあまりの身勝手さを反省した私。 明け方までかかって持ち帰った仕事を片付けて、なお待ち合わせの三十分前から此処に座っている。 徹とこれからの事を話し合うために。 いわば、私の人生における分岐点に立っているわけだ。