これから何度も人生の分岐点で悩み立ち止まるのかもしれない。 それでも私は自分の選んだ道を後悔しないように歩きたい。 自分で選んだ道は自分で責任を持って。 この先で選択を迫られたら、また立ち止まって考えよう。 そして自分で答えを出すんだ…… 私は携帯に表示されている送信ボタンを押した。 "こっちで応援してる。お互い頑張ろうね" 負担になる言葉を隠して、全ての想いを託した。 ――――機上の人となった彰吾に向けて……