私はすっきりしないまま家に帰った。 お母さんが作ったおいしいはずの料理も、味がわからなくて 湯船に浸かりながら考えていたら逆上せて あきらかにいつもと違う私の様子に、家族は首を傾げていた。 部屋に戻りベッドの枕に顔をうずめた。 そんな時、携帯が鳴った。 ーー新着メール1件ーー …メール 誰… え、竜夜からだ….