「んーまぁ湊は若菜ちゃん命だからなー…」


「…あぁ…」


「頑張れ。孫を楽しみにしてる」


「は!?気が早くねぇか!?」


「んじゃ、ご飯食べに行くぞー」


「……ったく…」


親父は脳天気だし


………孫…ねぇ…




「若菜は…どうなんだろ…」


俺とキスしたいとか思ってんのかな…


「妄想もほどほどにな~」


「って。……まだいたのかよ!!」





わざとバタバタと音を立てて階段を下りた




…体育祭まで後少し