「……ゴメン…」


「目…覚めた…?」


「大丈夫!バッチリです!」


親指をグッと立ててウィンクをした

うん、可愛いけど今はそんなことはどうでもいい


「この卵たちはどう処理するんだぁぁあああ!!」


「てへっ」


「かわ……ってごまかすなぁあああ!!」


思わず可愛いって言いそうになった…


「きっとお父さん達が処理してくれるさ!」


「じゃあお前が頼めよ」


「え゙!?」


若菜のお父さんさんは料理人だから食べ物を粗末にするとそりゃあもうキレる

今回は…
無駄にした訳じゃないが
どうなるかわからない

俺のせいではないので俺は無害だろうがな




「あぅ…」





若菜が尋常じゃないほど震えてる…