あんな。めっちゃ、だいすきです。





「いらっしゃ〜いっ!!」



はじけるような拍手で迎えれられた部屋。

飲み会独特のこもった熱が部屋の中をうようよしとる。


8畳くらいの部屋ん中に、6、7人くらいの男性陣と、女の子がひとり。



「ええと、コンバンハ…」


控えめに会釈して、首をすくめる。


…たいしたもんやなくてごめんなさい。



「………あれ?」



でも見渡した部屋ん中に、いっちゃんの姿はなかった。


「あ!ちょうどさっきなぁ、志波めっちゃ気分悪そうやからって外にすずみにいってん」

「すぐ帰ってくると思うしみともちゃんも飲んどこ〜!!」

「え…あの、」

「大丈夫大丈夫!志波、ひとりで出てったワケやなくてちゃんと付き添いおるから!!」


お酒の缶をなかば無理やり渡されて、輪の中に加わえられる。




え?え?


……ええ!?



「ほないくで〜。みともちゃんの来訪を祝して!せーのっ!!」

「「「「かんぱ〜いっ!!」」」」