あれから二日後。
もう、桜と海翔、互いに言葉が交わせなくなった。
廊下ですれ違っても無視。
とにかく無視!
これが当たり前となり続けるのか・・・。
独り歩く帰り道。
今日もまた、容赦なく冷たい風が吹く。
春一番はどこへやら――
「ちょっと失礼。」
何やら女の人が聞こえる。
桜が振り返ると、やっぱり女の人。
歳は、三十の半ばぐらいなのか。
そんな人が、桜に用があるのか?
「あのぉ~?」
もう、桜と海翔、互いに言葉が交わせなくなった。
廊下ですれ違っても無視。
とにかく無視!
これが当たり前となり続けるのか・・・。
独り歩く帰り道。
今日もまた、容赦なく冷たい風が吹く。
春一番はどこへやら――
「ちょっと失礼。」
何やら女の人が聞こえる。
桜が振り返ると、やっぱり女の人。
歳は、三十の半ばぐらいなのか。
そんな人が、桜に用があるのか?
「あのぉ~?」


![[完] スマフォン忍者 HISANO](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.761/img/book/genre99.png)
