いつもなら、赤、黒、黄色、ピンクなどの色とりどりのランドセルが見えるはずだが。
どうも、見えない。
「まぁ、気にしない。」
桜は今はただ、見えないだけで、もう少し歩けば見えるっと思い込んでいる。
だが、それは一瞬のうちに消えた。
「檀のいうとおりだぁ・・・。」
いつもあるはずのランドセルがない。
みんながいない。
二人はまるで冬の風に魂をさらわれたように、唖然と、その場に立ちすくんだ。
「どういうこと。」
時計は、まだ出発の時間をさしてない。
なのにいない。
勝手に先に行かれたとしか、思うことができない。
どうも、見えない。
「まぁ、気にしない。」
桜は今はただ、見えないだけで、もう少し歩けば見えるっと思い込んでいる。
だが、それは一瞬のうちに消えた。
「檀のいうとおりだぁ・・・。」
いつもあるはずのランドセルがない。
みんながいない。
二人はまるで冬の風に魂をさらわれたように、唖然と、その場に立ちすくんだ。
「どういうこと。」
時計は、まだ出発の時間をさしてない。
なのにいない。
勝手に先に行かれたとしか、思うことができない。


![[完] スマフォン忍者 HISANO](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.758/img/book/genre99.png)
