<完> 冬桜よ、散りゆけ  –諦めるべき恋なの?–

「桜ね、歩いていたら、か、春増に呼び止められたの。」

 ついつい海翔と言いそうになる。

 でも、自分で二度と海翔と呼ばないと決めた。
 憎いやつだから。

 だけど、春増と呼ぶのは心苦しかった。
 それでも仕方ないっと、桜自身に言い聞かせる。


 それから何を話したかっというと、長いからまとめると。

・海翔が呼び止め、だけど言葉を濁してばかりで何も言わない。

・それに腹が立った桜は怒って体育館に向かう。

・ところが、海翔は桜の手をつかんでは放さない。

・手を握られてもなお、海翔は言葉を濁す。

・結局、暖姫が来て事は解決!?

イライラしながら話したっというわけだ。