しかし、教吾が階段を駆け上がり、
「おい、能戸。
大きい声出すな。」
暖姫は不服そうな顔。
そして、教吾は暖姫の動きを止めようとする。
「暖姫、助けて。」
「ちょっ、ちょっと・・・。」
桜は海翔に止められている。
――暖姫、お願い、お願い。――
さっきより心臓がどきどきする。
暖姫がヒーローに見える。
暖姫なら、きっとこの状況を脱してくれる。
きっとじゃなくて、絶対。
「おい、能戸。
大きい声出すな。」
暖姫は不服そうな顔。
そして、教吾は暖姫の動きを止めようとする。
「暖姫、助けて。」
「ちょっ、ちょっと・・・。」
桜は海翔に止められている。
――暖姫、お願い、お願い。――
さっきより心臓がどきどきする。
暖姫がヒーローに見える。
暖姫なら、きっとこの状況を脱してくれる。
きっとじゃなくて、絶対。


![[完] スマフォン忍者 HISANO](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.778/img/book/genre99.png)
