ウソでしょ・・・? 茜、あたしのことそう思ってたの? ずっと今まで信頼してたのに。 ずっと笑いあっていたのに。 あたしが真司に告ったこと、有稀ちゃんが知ってた理由って、茜が言ったの? 心がモヤモヤした。 茜・・・信じてたのに———。 部活が終わって、唯に抱きついた。 「唯ー・・・もう無理」 聞こえたことを全部話した。 思い出すのが辛かった。 「・・・そっかー凛。辛かったね・・・」