「……さま、お客様、大丈夫ですか?」 肩を揺さぶられる感覚に、俺はハッと顔を上げた。 「…え…?」 この光景は…― 「続き、聞かせてください」 「続き?」 「彼女さんの家に行ったら、知らない男性にブランドの紙袋を奪われたってところまで伺いました」 「なんだって?」