俺たちは、大学のサークルで出会って活動を開始した。 最初はサークルや学祭のライブ。 それから地元のライブハウス。 インディーズデビューを果たしたときは、無我夢中だった。 そして念願のメジャー。 もはや無敵、怖いものなど何もないと思った。 身内や古い友人にもてはやされ、俺は特別なんだと舞い上がった。 有頂天だった。