・桐side・
凛が拉致されたって
どうゆう事だよ。

こいつらになら
凛を任せても
いいと思って
任せた
俺達が
バカだったのかよ。

ふざけるなよ。

クソッ。

「奏。
パソコン貸せ。」

「はい。」

「早くしろよ。」

分かってるよ、拓。

そう思いながら

「あ~。」と

俺は
返事をし
手を指を動かした。

〈カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ…〉

さすが
奏が
ハッキング
出来ないダケあるな。

カナリ
厳重にロックされてる。

でもまあ
これぐらい
俺には
どうって事ないけどな。

よし。
終わり。

「分かった。」

「どこだ。」

「R倉庫。
飛ばして5分って所だな。」

「じゃあ
3分で行くぞ。
桐、秋、忍、嵐。」

「「「「あ~。」」」」

待ってろよ。

凛。

すぐに
行くからな。

んで
謝るから。

何で
あの日
俺達が
凛の前から消えたのか…

その理由と一緒に
謝るから。

待っててくれよ。