闇と光 〔中〕


バカみたい・・・。


「秋歌?」


「時雨」


時雨が横に立っていた。


全然気がつかなかった。


歌に夢中だったみたいね。


「歌、上手いんだな」


「下手よ。歌うことなんて滅多にないから」