途端に空気が凍った


俺だけでなく咲羅もきっと青ざめてる


「つ、椿…」

目の前だから顔が引き攣ってるのがよくわかる



「ん?どうしたの、咲羅」


椿さんの笑いが増したのは多分気のせいじゃない


「へっ!?え…いや…」

「ん?」

「ど、どうしたのかなって…」


「…父さんが呼んでるから。早く下りてきなよ」


それだけ言うと去っていった


「「……」」

しばし沈黙


「下りよっか…」

「だね…」



これ以上何かするきにもなれないし

早く下りないと絶対なんか言われる!!


「なんか…椿が…悪い…」

「いや…別に…」



それから下のリビングに行くまでずっと重い空気のままだった