「なぁ雅翔……」


「ん?どうした?」



学校モードじゃない雅翔だ…



「……手ぇ…繋いでも…いいか…?」



「え…?」


驚いた表情をした雅翔



「あ、嫌なら別に…」



いいと言い終わる前に手を握られた














「彼女と手ぇ繋ぐのなんて嫌なわけねぇだろ」


「っ…!!///」



雅翔は俺の耳元で囁く

しかも彼女なんてあんまり言われたことがないからもっとハズい






「んじゃ行くか」


「ん……」





繋いだ手から雅翔の熱が伝わってくる



夏休み中はずっとくっついてたから手だけを繋ぐのは地味に恥ずかしい





しかも学校の生徒がちらほらいるから余計に…