「え…?なんでそんなに手ぇ繋ぎたかったの?」 「昨日、学校始まってから初めて手ぇ繋いだだろ?しかも咲羅から」 「え?まぁそうだけど…」 「なんで手ぇ繋ぎたくなったの?」 「へ!?…そ…それは…」 雅翔と付き合ってるっていうのを知って欲しいな……って… 「言えない!!」 「俺も咲羅と同じ気持ちだよ」 「はぃ!?」 え!?何!?心読まれた!? 「俺、独占欲凄いから咲羅は俺のものだって見せ付けたいの」 今の一言で俺の体温が一気に上昇した 「ははっ、咲羅顔真っ赤。可愛い」 「五月蝿い!!」