「てか、犬…??」

「コイツか……?」

光希がそう言い、一匹の子犬を抱き上げた。

「うわー、可愛い♪」

「飼おうよぜ、姉ちゃんっ!!」

「んーでも、お母さんに聞かないと…??」

「いいじゃん、いいじゃんww」

「ハイハイw」

「なぁ、光……」

「どうしたの?輝??」

「燈輝がさ、家帰りたくないらしくて、おいてやってくれね??」

「うん、そんなのいいに決まってんじゃんww
あと、光希もココに居座るつもりだと思うしねwww」

「そっか。」

光希と燈輝は、向こうの家が嫌で抜け出してきたのかな……??