毎日教室で見る、キミ。 楽しそうに笑って、クラスの中心にいる、キミ。 “今日も元気だね。” かけたい言葉はあるけれど。 私にとって、キミがいる場所は眩しすぎるんだ。 手を伸ばしても届かない。 諦めるしかない。 でも、こうして教室の隅からキミを見つめているだけで、幸せなキモチになれる。 直接話せなくてもいい。 自分の声が届いてなくても、いい。 心のなかでひっそりと、私はキミに話しかけ続けるよ。