「そういや、明日、検診日だろ?
一人で大丈夫か?」


「大丈夫だよ、
隼人くんの病院やし、
帰りに、香澄ちゃんにも会ってくるね」


「あぁ、そうだな
ゆっくりしてこいな

おいで…みなみ…」


寝室でのマッサージが終わると
ベッドに移動し、
仰向けで寝るのがツライ私は
横向きになり、
私の背中に
哲弥が私を包むように
抱きしめてくれる


こうして眠るのが
妊娠してからの日課になっている…


哲弥のぬくもりが、とても安心


だけど


ちょっぴり、
私を悩ませる出来事が起こった