「みなみ…」 中央のいちごがたっぷり乗ったタルトに 芹沢みなみが、 手を伸ばしたところだった 振り返ると… さっきの男が立っていた… どうやら、今は一人のようだ… 「みなみ…話がある… 少しだけ、時間くれないか…?」 「……」 手に持った皿が、ギュッと力を込められた 「分かった…」 皿をテーブルに置き、 男の方を見た 「私も、話したいことある このヒトも、一緒にいい?」 オレの方をチラと見て、そして手を引っ張り 部屋の扉へと向かった