「なん…で…?
一体…誰やろう…」


私よりも若くて
肌が透き通るようにキレイで
キレ長の瞳で…
スラッとした
昔風の美人…


考えたくナイけど…


2人の姿が、
頭から離れない…


病院で、
どうやって、会計を済ませたのか

香澄ちゃんの所にも
寄るのも忘れ
どうやって、帰ってきたのかさえも
覚えてなくて…




「…みっ! みなみっ!…」


哲弥の呼ぶ声で
気がつけば、
ソファーに寝転んで
ウトウトとしてまってた