【完】愛は溺死レベル



……っ!



「こんなにメロメロなのに、飽きるわけないでしょ?むしろ毎日メロメロになっていってんのに」



ほ、ほんとに……?



「こーんなに愛されてんのに、不安?俺の愛が伝わってない?」



優しく尋ねられて、首を左右に振った。

先輩がわたしを大事にしてくれてるのは、痛いほどわかってる。



「じゃあどこら辺が不安?全部言って。安心させてあげるから」



わたしの頭を優しく撫でる先輩に、ポロポロと溢れる涙が止まらない。