【完】愛は溺死レベル



……先輩……



「でも、これからは絶対、約束破らないでよ」

「はいっ……」



もう絶対に、先輩が悲しむことはしないっ……。



「大好き、先輩……」



ぎゅーっと抱きついて、いつもより素直な言葉を伝える。



「その格好で言われたら、なんか変な気分になる」

「あ、そういえば服着たままでした……」

「この後、学祭回る?」

「はいっ!」

「ん。ただし、先に着替えに行くよ。その格好で出歩かせられないし」