「…………そう。同意の上ならいいのよ」



どうやら受け入れてくれたらしく、ホッと胸を撫で下ろす。



「ただし、いじめられたらあたしに言いなさい!!ぶん殴ってやるから!!」



たくましくもそう言ってくれたタズちゃんに、嬉しくなって抱きついた。



「タズちゃん……ありがとうっ、大好きっ……!」



本当に、タズちゃんが親友でよかった……。



「あたしもよ……まさかあたしの天使があの男の毒牙にかかるとは……ウッ」



謎の言葉を吐くタズちゃんに首を傾げながらも、笑顔を向けた。