―――か、かわいいぃ?! 「…あれ?顔真っ赤…。――――…さては君、免疫ないんだ?」 男は真奈の顔を覗き込んだ。 「うわわわわ…!」 ――――…そんな美しすぎる青い瞳で見つめられたら、ふ…沸騰しちゃうよっ! 「ふふ、……ちょっといじめすぎちゃったかな?」 真っ赤になった真奈の頭をぽんぽんと叩き、キャンパスの方に歩き出した。 「…またね」 「あ…、は、はい!」 急すぎる展開に真奈は驚きながらもとりあえず、その男の後ろ姿に一礼した。