それに、とユキトは付け加える。 「真奈さんは十分かわいいよ?」 「…ありがとう、ございます」 「気持ちの整理がつかないよね?返事はすぐじゃなくていいよ、待ってるから…」 「はい…」 テーブルに差し出されたのはメモだった。 「じゃあ、これが俺の番号とアドレス」 「……」 真奈は素直に受け取った。 「それでいつでも連絡して?」 こくり、と真奈は頷いた。 「………なんか、急に元気がなくなったね?」 「…すみません、なんか」 ――――…色んなことが急にありすぎて