「あれれ…、あたしたちはいらないカンジ?」 すでに二人の会話には入れない状況だった。 「そうだな、ふたりとも気に入ったみたいだし、俺らはどっか行くか」 「うん!」 ……と、いうことで 真奈の知らない(気付かない)うちにそそくさと二人は出てってしまった。 ――――― ―――― 「…ユキトさん、小物を作れるんですか!」 真奈はその後も会話を続けていた。 6年間、歳の近い男としゃべってなかったストレスを発散するかのように…