「 ねぇ、龍弥 」 「 なに? 」 相変わらず、紫さんは 週に1度はこの部屋に来て まったりくつろいで行くんだけど・・ 「 紫さん、何かあったの? 」 最近、顔が赤い気がする。 何も無かったように笑うけど やっぱり顔が赤い。 「 さぁ? 」 「 ・・・何か隠してるでしょ 」 「 別に? 」 楽しそうな龍弥の顔に クッションを投げつけると あたしはモゾモゾと着替えて 外へ行く準備をした。