「 麗華ちゃん、来るよ 」 「 ・・え? 」 あたしの肩を抱いて 個室の隅へ移動する。 コツコツと近付く足音は 間違いなく、ココに向っていた。 ───────バコンッ 「 誰かいんの? 」 蹴り破られたドアから・・・ 短髪の、ヤンキー。 口元は切れて血が滲んでいて 所々に・・痣。