「 水しかないんだけど・・ 」 あたしにストローを向けて ”飲める?”と心配そうに 聞いてくる紫さん。 「 ん・・・あの 」 潤った喉から、まだ掠れ気味だけど 少し声が出るようになった。 「 なぁに? 」 「 お二人は、付き合ってるんですか? 」 ・・・・・・・ あれ?