「 ・・・・・ん 」 朝、目を覚ますと まだ寝ている彼の寝顔が 目の前にあった。 「 龍弥・・・ 」 抱きしめたまま・・寝てたの? 「 ・・・ふふっ 」 なんだか嬉しくて、涙が出て これが・・・幸せなんだ・・・。 「 何笑ってんだよ・・・? 」 「 龍弥、おはよう 」 「 ん、・・はよ 」 まだ眠そうな彼は 片手で目を擦ると 間近にあるあたしの顔を見て 驚いた顔をした。