あの後、バイクに跨った海くんと 楓くんは あたしが書いた地図を片手に ”あたしの家”へと向った。 後ろには・・まだ気を失ったままの 三浦さんを乗せて・・・ 「 適当な荷物もってこいって言ったけど 」 「 うん? 」 「 部屋、入らせていいのか? 」 「 うん。大丈夫だよ? 」 手を繋いだあたし達は 他愛のない話をしながら 家に帰った。