「 お前、何で悲鳴あげたんだ? 」 ”知り合いなんだろ?”・・・って でも、確かにあの時聞こえたのは ・・・父の、・・・・声・・だったよね? でもどうして三浦さん・・? 「 海、楓、両腕押さえとけ 」 海くんと楓くんは言われた通り 三浦さんの両腕を押さえると 龍弥はポケットや裾に手を入れて ゴソゴソと探りを入れだした。 「 ・・・・なるほど 」 何かを見つけたらしい龍弥は 1人で納得して ニヤリと笑った。