山田さん的非日常生活

KKMKY。"カボチャの・くせに・ものすごく・空気・読めない"。

そんな馬鹿らしいことを寝ぼけた頭で考えるあたしに、空気が読めないカボはとびっきりの目覚ましを投げつけてくれたのだった。


「山田さん!!今週の土日、温泉旅行に行きませんか!?」




「………は?」




早朝、午前7時12分。

完全に覚醒したあたしの頭。


あたしの手から、携帯電話が滑り落ちた。














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