山田さん的非日常生活

「ええと…よく分かんないんですけど…」


…うん、もうカボは何も知らずに笑っといてくれればいいよ。

カボも災難だよね。何にも知らないのにタキシードとか着せられて、あたしに怒鳴られて。

せっかく会いに行ったのにレジ下で彼女に隠れられて、しかも彼女はマリモ呼ばわりされて、それを鵜呑みにして疑いもせず…

…って可哀想なのあたしじゃんか!!


「とりあえず、二年分好きって言ってくれるんですよね?」

「………へっ」


カボの言葉に、あたしの全機能が一瞬止まった。


「えーと……2×12だから」

「………」

「24回?」

「…………」












…アメリカにでも火星にでもどこにでも行ってしまえばいい。