コンビニに入ろうとするお客さんがあたしたちに視線を送ってくるのがわかる。
いくら駐車場の隅とは言え、バイトの制服を来たままのあたしと絶世の美女が争っているのはどうしても目立つのだろう。
「一昨日の夜から浩一郎さん、アンタのせいで寝込んでるのよ!?よっぽどショックだったみたいで…」
「う…そ…」
「ウソじゃないわよこの銀杏っ!!いっつも素敵な浩一郎スマイルは見られないし、話しかけても反応無いし、とくに一昨日なんてほんと廃人みたいになってたんだから!!
「廃人って…」
「燃え尽きてたんだよ!真っ白にな!!」
…明日のジョーですか。
どうしよう。ちゃんと確認もせずに勝手に思い込んで、あんなこと言っちゃって。
ごめん、なんかじゃ到底済まない。
あたし、取り返しがつかないことしちゃったんじゃないかな。
「ほんっとムカつく…」
梢さんは拳をギュッと握りしめると、あたしを睨みつけた。
「〜なんでかはこれっぽっちもわかんないしわかりたくもないけどっ!!浩一郎さんが好きなのはアンタなのよっ!!」
「……でもっ、」
連絡、一度もくれなかった。もしカボの気持ちが梢さんの言うとおりなら、もう一度話そう、くらいメールでも何でも送ろうってならないのかな。
仕方ないって諦めちゃえる程度ってことじゃ、ないのかな。
「あーもうっ!!さっきからウッジウジウッジウジ!!マイナスな方向にしか考えらんないの!?」
「だ…だって、」
「殴れ!!」
「は…はぁ!?」
いきなりの梢さんの申し出にポカンと口を開ける。
あたしの手首を掴むと、さあ!!とでも言うようにあたしの腕を引っ張る梢さん。
「まままま待った待った!!何がどうなったらあたしが梢さんを殴ることになるわけ!?」
「あたしがアンタを殴りたいからよ!!アンタが先に殴ってくれれば罪悪感なく、心置きなくアンタを殴れるでしょ!!」
「は…はいぃ!?」
「いいから殴れっ、山田ぁ!!」
…なんでちょっと体育教師みたいな口調になってるんですか。
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いくら駐車場の隅とは言え、バイトの制服を来たままのあたしと絶世の美女が争っているのはどうしても目立つのだろう。
「一昨日の夜から浩一郎さん、アンタのせいで寝込んでるのよ!?よっぽどショックだったみたいで…」
「う…そ…」
「ウソじゃないわよこの銀杏っ!!いっつも素敵な浩一郎スマイルは見られないし、話しかけても反応無いし、とくに一昨日なんてほんと廃人みたいになってたんだから!!
「廃人って…」
「燃え尽きてたんだよ!真っ白にな!!」
…明日のジョーですか。
どうしよう。ちゃんと確認もせずに勝手に思い込んで、あんなこと言っちゃって。
ごめん、なんかじゃ到底済まない。
あたし、取り返しがつかないことしちゃったんじゃないかな。
「ほんっとムカつく…」
梢さんは拳をギュッと握りしめると、あたしを睨みつけた。
「〜なんでかはこれっぽっちもわかんないしわかりたくもないけどっ!!浩一郎さんが好きなのはアンタなのよっ!!」
「……でもっ、」
連絡、一度もくれなかった。もしカボの気持ちが梢さんの言うとおりなら、もう一度話そう、くらいメールでも何でも送ろうってならないのかな。
仕方ないって諦めちゃえる程度ってことじゃ、ないのかな。
「あーもうっ!!さっきからウッジウジウッジウジ!!マイナスな方向にしか考えらんないの!?」
「だ…だって、」
「殴れ!!」
「は…はぁ!?」
いきなりの梢さんの申し出にポカンと口を開ける。
あたしの手首を掴むと、さあ!!とでも言うようにあたしの腕を引っ張る梢さん。
「まままま待った待った!!何がどうなったらあたしが梢さんを殴ることになるわけ!?」
「あたしがアンタを殴りたいからよ!!アンタが先に殴ってくれれば罪悪感なく、心置きなくアンタを殴れるでしょ!!」
「は…はいぃ!?」
「いいから殴れっ、山田ぁ!!」
…なんでちょっと体育教師みたいな口調になってるんですか。
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