「みんな入って」


「ああ」


あたしが入ったのは水龍の幹部室。


みんな、ソファに座る。


「狙い、紅龍の地位みたいだね。どうしてかな?」


「どういうこと?」


港が首をかしげる。


「だって水龍と同盟を組んでるのよ?なのに何で?」