嬉しかったこと。 緊張したこと。 楽しかったこと。 車が迫っていたこと。 俺を庇って、 君が撥ねられたこと。 車に乗っていた男が 笑っていたこと。 俺が逆上して、 男の首を絞めたこと。 それで怪我をしたこと。 君が、死んだこと。 全て、すべて書いた。 いつまで経っても うまく動こうとしない脳を 必死に動かして書いた。 メールを送信してから、 俺は駅まで歩いて行った。 真っ暗で、 人が1人もいなかった。 駅で電車を持っていると、 豊から、メールの返事が来た。