何がおかしい…… 肩が震えた。 全身に力が入る。 両手に拳を握り、グッと、奥歯を噛んだ。 頬に流れ続ける涙。 鼻水も一緒に出て。 きっと、酷い顔だ。 「フンっ。 悔しいのか」 椅子の背もたれにのけ反りながら、ヘイリは軽く笑った。 「もう限界か? まだ2日目だぞ?」 言いながら、ヘイリは肩を震わせ大きく笑った。 「いいぞ、貴様!! いやぁ、実に愉快だ!!」 許さない。 「貴様の“闇”。 そろそろ使ってもよい頃だな」 許さない。 「いや、待てよ? もう少し見せておくか」 許さない。