オタク女とアナログ男



私が答えると二人はサッと身を引いてしまった。


「食わず嫌いは良くないですよ?」

「そうよねー!
って事でミーコさん、一口ちょうだいっ」


ピョンッと距離の開いた私と総司郎君の間に入ってきたユメ君が私の腕に擦り寄る。


「えっ、あっ、ユメ君!?」

「こらユメ…!」

「だめぇ?」


一君の言葉を遮り、ユメ君は少し離れ、ギュッと私の腕の裾を掴んだ。

…ちょ、待って、上目遣い!?
置いていかれた子犬みたいな、そんなの…!



「是非、飲んで下さい…!」

「やったーっ!」

「っユメー!!!」


叫ぶ二人を気にも止めず、ユメ君はそれに口をつけ、コクリと飲んだ。


「ん、美味しー!
ミーコさん、こっちもどう?」

「あ、有難うユメ君」

「此方こそ!
うふ、役得ーっ」