「カレカノ、ねぇ…」

「ふふっ」

嬉しそうに微笑む宇魅。

なんだか、悔しい。

グッと制服のスカートを掴み、その場を耐えた。


「あたし、真加の恋応援するから、絶対教えてね!」

そんな可愛い事、言われたら。私は彼氏なんかいらなくなる。

私には宇魅がいればいい。