「おい、濱北黎哉はどこだ」 昼休み、いかにも不良です。って感じの男が来た。 「……あ?」 「お前か?」 「それがなにか」 目の前に来た男は、俺の胸倉を掴み…… 「宇魅ちゃんに手ぇ出しやがって、こんのクソがぁっ!」 そう吐き捨てると、 ――ゴッ… 殴った。 ……………いや。 「…ッ!!」 殴られた。