「付き合って下さい」

あたし、佐野宇魅。

目の前にいる彼は、濱北黎哉くん。

今あたしは、黎哉くんに告白してる。

黎哉くんは年下で、それなのに敬語なあたし。

見下ろしてくる視線が痛い。