「ううん……あのね……」
どうしよう。うまく話せそうにないよ。
月ちゃんから言ってもらおうと思ったら……。
「悪い。月、ちょっとはずしてくんね?」
当麻くんが月ちゃんを部屋から出ていくように促し……月ちゃんは黙って部屋の外へと出ていった。
当麻くんは私の頭をなでてくれて、心配そうに見つめてくる。
「さや、どーした。言ってみ」
「あのね……」
ダメ。あのね、しか言えない。
なんて言ったらいいんだろ。
そのうち当麻くんが私を腕の中に入れて、ギューッと抱きしめてくれた。
……あったかい。
「なんでも受けとめる。言えって」
その言葉で、不安で凝り固まっていた気持ちが、一気に解放された気がした。
そうだよね。当麻くんには、まず先に話さなくちゃいけないんだから。
相談して、これからどうしたらいいか一緒に考えよう。
どうしよう。うまく話せそうにないよ。
月ちゃんから言ってもらおうと思ったら……。
「悪い。月、ちょっとはずしてくんね?」
当麻くんが月ちゃんを部屋から出ていくように促し……月ちゃんは黙って部屋の外へと出ていった。
当麻くんは私の頭をなでてくれて、心配そうに見つめてくる。
「さや、どーした。言ってみ」
「あのね……」
ダメ。あのね、しか言えない。
なんて言ったらいいんだろ。
そのうち当麻くんが私を腕の中に入れて、ギューッと抱きしめてくれた。
……あったかい。
「なんでも受けとめる。言えって」
その言葉で、不安で凝り固まっていた気持ちが、一気に解放された気がした。
そうだよね。当麻くんには、まず先に話さなくちゃいけないんだから。
相談して、これからどうしたらいいか一緒に考えよう。


