「それでもすごいよ。片田さんに、信用されてるんだね」
「まーな。けど、さやを置いてくのは、やっぱ辛いし断ろうかずっと悩んでてさ」
「ううん。頑張って! 私も大学に入ったら、生活のペースも変わるし、忙しくなるだろうから」
「だから……余計寂しー。ちゃんと電話すっし、構ってくれよな?」
当麻くんは甘えた声を出して、私にベタベタしてくる。
かわいいっ!!
「もちろんだよ。たまには会いに帰って来てね?」
「おー。もーすぐ車の免許も取るし、休みの日はできるだけこっちに戻るようにする」
「うん!」
できることなら……
ずっとずっと、高校生のままでいたい。
自由な時間を共有して、
毎日同じ時間を当麻くんと過ごしていたい。
けど、時間は流れていくから。
いつまでもこのままでいるわけにはいかないんだよね。
日々大人になっていく当麻くんに、過ぎていく時間に……
取り残されないように、
私も頑張らなくちゃ。
「まーな。けど、さやを置いてくのは、やっぱ辛いし断ろうかずっと悩んでてさ」
「ううん。頑張って! 私も大学に入ったら、生活のペースも変わるし、忙しくなるだろうから」
「だから……余計寂しー。ちゃんと電話すっし、構ってくれよな?」
当麻くんは甘えた声を出して、私にベタベタしてくる。
かわいいっ!!
「もちろんだよ。たまには会いに帰って来てね?」
「おー。もーすぐ車の免許も取るし、休みの日はできるだけこっちに戻るようにする」
「うん!」
できることなら……
ずっとずっと、高校生のままでいたい。
自由な時間を共有して、
毎日同じ時間を当麻くんと過ごしていたい。
けど、時間は流れていくから。
いつまでもこのままでいるわけにはいかないんだよね。
日々大人になっていく当麻くんに、過ぎていく時間に……
取り残されないように、
私も頑張らなくちゃ。