「苦手なんだよな……痛いし。さや、側にいてくれる?」
「あはっ、いいよ。多分注射はしないと思う」
なんだか当麻くん、子供みたい!
ケンカは怖くないのに、注射は怖いんだ?
「麻酔注射すっげー痛いんだって。大丈夫だよな、打たれねぇよな?」
「うん……」
ダメ。
いつも強気な当麻くんなのに、かわいく思えて仕方がナイ。
どうしても、顔がニヤけてきちゃうよ。
「笑い堪えてんじゃねーよ。だったら、どんぐらい痛いか、教えてやろっか?」
当麻くんは座った体勢で、私を抱きしめてくる。
ギュウギュウ体を締めつけられ、苦しい。
「ちょっとー! 苦しいってば」
「もっと痛いっつの」
そして、そう言いながらも顔を寄せてキスしようとしてくる。
「もうっ、そんなこと言いながら、またキスしようとするんだから!」
「ははっ、バレた? 頭しびれるくらいのキス、してやっから」
「こんな所でヤダってば!」
乱闘騒ぎに紛れ、私と当麻くんはいつまでもグラウンドでいちゃいちゃ……。
当麻くんの足の痛みも、このやり取りで紛れてたみたいだから
……結局、よかったのかな?
ひとがたくさんいるし、なんとか頑張って
キスは、お預けにしたんだけどね!
「あはっ、いいよ。多分注射はしないと思う」
なんだか当麻くん、子供みたい!
ケンカは怖くないのに、注射は怖いんだ?
「麻酔注射すっげー痛いんだって。大丈夫だよな、打たれねぇよな?」
「うん……」
ダメ。
いつも強気な当麻くんなのに、かわいく思えて仕方がナイ。
どうしても、顔がニヤけてきちゃうよ。
「笑い堪えてんじゃねーよ。だったら、どんぐらい痛いか、教えてやろっか?」
当麻くんは座った体勢で、私を抱きしめてくる。
ギュウギュウ体を締めつけられ、苦しい。
「ちょっとー! 苦しいってば」
「もっと痛いっつの」
そして、そう言いながらも顔を寄せてキスしようとしてくる。
「もうっ、そんなこと言いながら、またキスしようとするんだから!」
「ははっ、バレた? 頭しびれるくらいのキス、してやっから」
「こんな所でヤダってば!」
乱闘騒ぎに紛れ、私と当麻くんはいつまでもグラウンドでいちゃいちゃ……。
当麻くんの足の痛みも、このやり取りで紛れてたみたいだから
……結局、よかったのかな?
ひとがたくさんいるし、なんとか頑張って
キスは、お預けにしたんだけどね!


